白髪予防の5つのポイント!発生メカニズムも分かりやすく解説

最近鏡を見ていたらなんと白髪が1本、アレびっくり!いや白髪が生えてもおかしくはない歳になってはきている私なんですが、ちょっとショック。

いつの間にか増え始めたりするんでしょうね。特に白髪の生え始めると、何とかならないかなっていろいろ思うものですね。

これ以上白髪になってほしくない…ともかく白髪を予防したい。そもそも髪の毛ってなんで白くなるのでしょうか…白髪になるメカニズムってどういうもの?白髪の予防やそのメカニズムについて調べてみました。

Sponsored Link


目次


白髪を予防するポイント


少し白髪が生えてしまったら、これ以上増えてほしくない、なんとか予防できなかなあって思いますよね。

白髪になるのは様々な要因があるわけで、そこから予防のポイントをご紹介します。

ポイント1 紫外線のシャットアウト

紫外線を受けてしまうことが要因となります。ですから…
  • 頭皮を紫外線から守る」こと
そのためには皮膚用のUVカット製品(日焼け止めクリームやローションなど)を使って保護する、帽子や日傘で頭部を守る、というのも効果がありますね。

ちなみに日焼け止めを使ったらしっかりシャンプーしましょう。

ポイント2 活性酸素(かっせいさんそ)対策

活性酸素ってよく言われますけど、そもそも何か?っていうと、「酸化させる力が活発な酸素」のことなんです。身近な例でいうと呼吸する酸素の2%くらいは活性酸素になります。

酸化させる力が強いということは殺菌作用も強いということでよいこともある。しかし増えすぎると”錆”させてしまうわけで、イコール”老化”ということになりますね。

活性酸素は激しい運動、ストレス、食生活の乱れなどで増えます。減らす努力もできますが、抗酸化作用のある成分をとることも有効です。活性酸素を除去するには…
  • ビタミンA・C・Eを取る
ことが大切です。覚えやすく”エース”ですね、でも”B”もOKです。そして具体的な食品は…

活性酸素を除去する食品:
  • ビタミンA(カロチン):のり類、わかめ、しその葉、パセリ、にんじん、小松菜やほうれん草など青菜類、かぼちゃ
  • ビタミンB2 :うなぎ、レバー、のり類、そば、カシューナッツ、たらこ、すじこ、たまご、青菜類、納豆
  • ビタミンC :えだまめ、さやえんどう、青菜類、ししとうがらし、カリフラワー、パセリ、キャベツ、トマト、にがうり、ピーマン、ブロッコリー、キーウイフルーツ、かんきつ類
  • ビタミンE :小麦胚芽、植物油(ひまわり油、サフラワー油、綿実油、やし油など)、種実類(アーモンドなど)
となります。

b830d884e857c92733395808d87eb53c_s

ポイント3 栄養バランスの良い食事

髪の毛も体の一部。体は当然食べたものの影響を受けますよね。栄養不足には日々の良好な食生活が大切です。バランスの良い食事を心がけましょう。上記の栄養に加えて、
  • アミノ酸  :肉や魚、大豆など
  • ヨード(ヨウ素):昆布、ヒジキ
髪の毛や色素の元でもありますから、タンパク質豊富な食材を取りましょう。また昆布やヒジキといった海藻類が髪に良いとはよく言われますよね。

これはヨード(ヨウ素)が多く含まれていて、髪の毛を健康な状態に保ってメラノサイトの働きを活発にします。

ポイント4 十分な睡眠

不規則な生活とかはよくないんですね。ストレスがたまったときは寝る!という方もいらっしゃる思いますが、
  • 規則正しい生活を心がけること
が大切。また成長ホルモンが分泌されますから髪の毛にかかわる細胞にもよし。髪に良い影響を与えます。

なお早寝早起きなど睡眠については記事「早寝早起きの時間って一体何時なの?その定義とは」でご紹介しています。

ポイント5 血行の促進

生活習慣や栄養を整えて、
  • 毛穴の血行を良くすること
で、白髪を防ぎます。最近は美容院などでもヘッドスパとか気持ち良いマッサージをしてくれますが、自分でもできますよ。

シャンプーのときにマッサージするのがまず取り組み安いと思います。がそれだけではなく、普段テレビを見てるときでも普段のい生活の合間にも頭皮マッサージはできます。

頭皮マッサージのやり方
  1. こめかみから耳上方にかけて、両手親指以外の四本指で、指の腹を使い、押さえるよう円を描きながらマッサージ
  2. 指をずらして下から上へ
頭皮の血行は下から上へ流れてるのでマッサージも血流に沿って下から上へと行いましょう。1日5分程度が目安です。あまりやりすぎて傷つけないないように、すっきり感を楽しみましょう。

Sponsored Link


白髪になるメカニズムって


さて、予防の方法についてご紹介してきましたが、これらの要因がなぜ有効なのでしょう。白髪についていろいろ調べてみると、一端白髪になったものはもう戻らないとか、いやいや場合によっては戻るとかいろいろうわさはあるようです。

白髪になるメカニズムについては実は科学的にはよくわかっていないんですね、でも最近は研究が進み白髪になるメカニズムもだんだんとわかってきています。複雑なメカニズムですが、極力わかりやすくお伝えすると…

まずもともと髪の毛は、その毛根で作られますが、無色透明なものです。そこで色がついていくにはしくみがあるんですね。
  1. 毛根には色素細胞(メラノサイト)という色を付ける細胞がある。
  2. 色素細胞が色を付ける情報を出す。
  3. するとメラニン色素が出てきて、髪が黒くなる。
というわけです。

さらに東京医科歯科大学・難治疾患研究所・幹細胞医学分野の西村栄美教授らの研究グループが白髪になる仕組みを解明しました。マウスによる実験ですが、メラニン色素に着目しています。

上記のメカニズムだと髪が黒くなるにはメラニン色素もとても大切な要因ですよね。3のメラニン色素が出てくるには…
  1. 色素幹細胞という自分を複製できるだけでなく、メラニン色素をつくる色素細胞へとなれる細胞がある。
  2. その色素細胞がどんどん複製されるため黒髪が持続する。
というしくみがあるんですね。しかし、
  1. 「色素幹細胞」がDNAの損傷をうけると、修復できずに「自己複製」できなくなる。
  2. するとすべて色素(メラニン細胞)となってしまう。
  3. その結果、色素幹細胞が減ってきてしまい色素を作る細胞がなくなる  ⇒白髪になる。
のです。

さらに
  • 17型コラーゲンという物質が、髪毛を作るもとになる幹細胞と、色を作る幹細胞の維持を助けている
=髪の毛の成長をサポートし、抜け毛を防ぐのと同時に、髪の色を黒く保つという大切な役割を持っている。

⇒17型コラーゲンが白髪や脱毛の予防や治療への応用が期待される。

ということもわかってきました。

17型コラーゲンは豚や鶏の軟骨に含まれています。これを補給をすればよいのでは、と考えますよね。

しかし話はそう簡単ではなくて、これらを食べても体内では増えません。また現段階では人工的に作るのも難しいそうです。なので減らさない研究がされているようですよ。

764a85a753b02952af7cb9cee2faa43d_s
 

このようにみていくと、白髪になる原因は…
    白髪になる原因:
        <外的要因として>
      • 紫外線により遺伝子が損傷を受ける
髪の毛の幹細胞がおかしくなること。
        <内的要因として>
      • 活性酸素(かっせいさんそ)の増加や老化が原因で遺伝子異常が起きる
      • 栄養不足
      • 睡眠不足
      • 血行不良
も考えられています

遺伝子とかいうと予防が難しいかんじがしますが、今まで書いてきたように心がけ次第で予防はできるのです。

まとめ


白髪になる予防とメカニズムについて書いてきました。予防には紫外線対策をし、栄養バランスの良い食事をとり、規則正しい生活をする、時に髪によい頭皮マッサージを行う。

アンチエイジングという意味では、”活性酸素”がポイントのひとつですね。白髪だからとあまり気にせず楽しみながら、バランスの良い生活をするのがよいようです。ご参考に。

最後までご覧頂いてありがとうございます。

Sponsored Link


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ