うどんとそば、消化がよいのは一体どっち?プチ調査してみました。
胃腸の調子があまり良くない時、うどんやそばが消化によいらしいけど、
一体どっちの方が良いのでしょうか、プチ調査!おなかを回復させたい方へご紹介します。
目次
消化吸収が良い悪いってどういうこと?
胃腸の調子があまり良くないとき、またはこわしてしまったときには、やはり食事に気を遣いますよね。もちろんあまりにひどければ、
絶食ということもあるかも知れません。
またそこまでではなくても、少し回復してきたとか、消化の良いものにしておいた方が
よい時ってありますよね。
そこで…「うどん」?いやいや「そば」でしょう?…
どっちがよいのかいろいろ調べてみても両方あって迷いどころ。
どのように考えていったらよいのでしょう?
そもそも「消化吸収」が良い悪いとはどのようなことなのでしょうか?
食べた物は→口→食道→胃→腸などを通ります。
消化とは食べ物を
口や胃や腸などで、
かみ砕いたり、溶かしたり、分解したりすること
吸収とは消化されたものを
血液やリンパ液へ
栄養素、水分などを取り込む働きのことです。
それが良い悪いということのひとつの目安は
「時間」です。
消化にかかる時間が短くて、速やかに吸収されるものということです。
例えば食べ物の胃での滞在時間が長いと消化に時間がかかる→消化が悪い
となりましょう。
通常胃で消化されて小腸へ流れるまでの時間は
果物→20から30分
野菜→1から2時間
お米・パンなど炭水化物→2から3時間
肉・魚などタンパク質→4から5時間
粘度の高い脂肪など→7から8時間
かかります。
食べ物によって随分違いますよね。
たくさん食べたり、脂っこいものを食べると
消化するのに時間がかかり、負担をかけるということですね。
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うどんとそば、消化吸収はどっちが良いの?
うどんとそばでどちらが消化吸収がよいのでしょうか。どちらも炭水化物です。
ただし
うどん…小麦
そば…そば(の実)ですよね。
違いがあります。
そこで
テレビの実験で、うどんとそばを食べたときの消化の時間を調べる実験をやっていました。
『うどんとそばを同じ量を食べてどちらが胃に長く留まっているか』という実験です。
被験者は3人。
初めにそばをたくさん食べて、病院へ行き胃の大きさを見る
翌日、今度はうどんをたくさんそばと同量に食べて また胃の大きさを見ます
6時間後の胃の大きさを比べてみると…
そばを食べたときの方がうどんを食べた時より若干大きく、長く胃に残っていました。
これは原材料の違いでしょう。
そばにはうどんより食物繊維があります。
それが水分を吸収して小腸へなかなか移動しなかったということです。
長くお腹を持たせたいときはうどんよりそばが良いのですね。
お腹をこわしてしまったときは一体どっち?
また別の調査をしてみました。
病院または医師や栄養士などの記述のHPで、「おなかをこわした時 下痢の時」の
食事でどちらが推奨されているか
10コのHPうち…
なんと
『うどん』が10コ 100%!
でした。
ちなみに
そばを推奨しているHPは 0コでした。
むしろ、「日本そばは注意したい」(東京都経営本部HP)、
また悪い、避けたい食品と表示しているところもありました<当ブログ調べ>。
どうやら本当にお腹をこわしてしまった時には、
うどんに軍配が上がりました。
お腹に良い食べ方とおススメのうどんメニューとは?
お腹に良い食べ方があります。まず消化吸収されにくい食べ物や刺激物そして
食物繊維が多いものを避けることでしょう。
もちろん脂っぽいものも避けます。
柔らかく食べやすいもの、
うどんにしてもよく煮ること。
もちろん暖かいうどんですよ。
また1回の食事量を減らして、回数を増やすこと
ゆっくりと、リラックスして、よく噛みましょう。
そしてお腹によいうどんメニューは…
・煮込みうどん…ともかく通常よりもよく煮ましょう。
・おろしうどん…大根おろしを加えます。大根はアミラーゼなど消化酵素を含むので消化によいです。
ですね。
具材を加えるなら細かく切った方がよいでしょう。
まとめ
うどんかそばかどちらが消化が良いのか述べてきました。消化吸収が良い、特にお腹の具合があまり良くないときには、
「うどん」に軍配が上がりますね。
ただうどんといっても
天ぷらうどんや
肉の入ったうどんなら
やはり消化に良いかは疑問ですよね。
また、消化機能が正常であるなら、
そばだって
他の肉や魚に比べれば消化は良いわけで、
具合を見ながらといったところでしょう。
ご参考にされてください。
最後までご覧いただいてありがとうございます。
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