問題解決のシンプルな思考法、そのポイントと手順

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問題解決の思考法って、いろいろありますよね。書店でもさまざまなものが出ています。

でも読むと結構難しくて、実際の活用となると手につかなかったりします。

PDCAを回すのもわかっているものの問題解決の思考が必要そうです。

ここでは、ともかく問題解決に必要なことをシンプルにとらえ、そのポイントと手順を考えてみたいと思います。

 

問題解決思考本が難しい

問題解決といってもいろいろなやりかたがあると思います。

書店にいけば、一流の方の書籍が山済みされていますよね。

買ってみるものの結構凝っていて難しくありませんか。

ここでは、私流に問題解決の思考をシンプルに使いやすくしたものを考えてみたいと思います。

 

そもそものところで言うと、問題解決の前に『PDCAサイクル』を回すということがあります。

PDCAについては、以前の記事「PDCAって、よくわからない」でご紹介しています。

要は

Pに”仮説をとりいれた計画”→D(実行)→C(評価)に”検証”をしっかりとする→A改善し→Pさらに仮説をたてて修正計画・目標をたてて→D(実行)…

というサイクルを回していくことで業務改善していくというものです。

その流れで業務を考えていけばいいと。

 

ここで重要なのが「仮説 検証」していくこと。

その中で”問題解決の思考法”が必要になるんですね。

 

さあそこで問題解決本ですが、うーんいろいろあるし理解するのでもせいいぱいです。

 

PDCAで考えるならば、『C→A→P』の流れで問題解決の思考法が活かされそうです。

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まずは的確な「評価・査定」を

一応考え(P)、やってみました(D)と…

しかしうまく行かなかったりするわけですよね。

初めに考えたPと違うと、その”ズレ”がまさにC(評価)でおこなうこと、そして「問題」ですね。

 

まずは初めに考えたPを記述する

そして現状も記述していることです。

 

その際に評価が生じると思います。

そこに「的確さ」が必要です、そう客観的な「妥当性と信頼性」が必要です、

ざっくり言えば、調べたいことが調べられているか、同じような結果がでるものかといったことですね。

 

例えば1ヶ月に100個単語を覚える計画をたてた(P)とします。

1ヵ月後に実際やってみたら(D)80個を覚えたとします。

ズレは20個(C)。今回は数字で表されているのでこのこと自体が的確さがあるでしょう。

 

今回はとても簡単な例なのですぐにわかりますが、量で評価できないことなどもあると思います。

客観性が大切、自分の世界だけで考えるのでなく客観的に見る努力が必要ではないでしょうか。

そのときにも妥当性や信頼性をしっかり見ましょう。

 

A改善にこそ問題解決の思考法を

 

さてここでなぜ”ズレ”が生じたのか、今後また再計画目標を立てていくのにどうしたらいいのか、

ここが物事がうまく行くポイントですよね。

 

そこで問題解決の思考法が大切になると思います。

様々なやり方があると思います。

 

しかしここでは私流のシンプルな方法を。

 

ポイントは 『分ける』ということ。

ロジックツリーとかいろいろあると思います。

 

どんな思考法も分けることをしていくものではないでしょうか。

 

もう1つのポイントは

『なぜ』で原因を掘り下げるか

『どうしたら』で目的的(どうしたらできるか)に掘り下げるか

です。これはその問題によって選んだらよいと思います。

 

コツは”フセン”を使ってみることですね。

 

今回の例でいうと20個覚えられなかった問題に対して、

どうしたら20個覚えられるかを、フセンで上げてみることです。

 

思いつくことをともかく書く。

 

すると大きなことや細かいこと …いろいろでるでしょう。

普通に紙に書いてツリーを作ろうとするとその抽象度に違いが出てわかりずらくなります。

 

例えば、 「時間をつくる」「やる気が出ないときもあったのでやる気を出す」「効率的に覚える方法論がわかるといい」……などなどいろいろでるでしょう。

そしてさらに掘り下げます。「時間を作る」→そのためには?→「コマギレ時間を活用する」「習慣化する」など出していきます。

 

この際にうまく行くコツとして、客観性とも繋がりますが、うまく行っている事例も研究して取り入れるのも良いかもしれません。

また場合によって、アイデアをだすことも含まれると思います。

 

ここの例では「効率的に覚えるうまく言っている方法論」を取り入れてみることでしょう。

 

 

ある程度でたら、ツリー状にして整理します。

 

階層状になると思いますが、下の階層がかなうと上の階層もかなうかチェックしてみましょう。

 

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ある程度分析できたら、P再計画再目標も意識する

 

ある程度分析できたらそこに無理がないかなどもわかってくるでしょう。

P再計画再目標の設定も意識します。

今回の例では20個でしたが、これが60個覚えられなかったら、そもそもの目標が無理があるのかも知れませんね。

 

ここでも客観的にみることがポイントではないでしょうか。

 

さて分析できたツリーで同じようなものをグルーピングします

 

すると今後すべき方策がわかります。

ここでもコツはあり、『特に影響のあることに集中して、方策をつくること』でしょうか。

例なら「決まったコマギレ時間を活用し特に影響のあることに集中して、方策をつくること習慣化する」とかですね。

 

ココまで来ればこうやって見よう(再目標であるし、仮説ですね)

がわかりますので再目標・計画をまとめます。

 

そして再実行(D)する。ということを回して行けばいいんですね。

 

問題解決のシンプルな思考法のまとめ

 

手順をまとめます。

① 当初のP(計画)とD(実行)の結果としての現状を記述し、的確にズレをつかむ C(評価)

② A(改善)ではフセンつかって、「分ける」

その際 「なぜ」「どうしたら」を選んで掘り下げる。

※うまく行っている事例も研究して取り入れる

③ ツリー状に整理

④ 出てきたものの同じようなものをグルーピングしてまとめる

※特に影響のあるものを方策として取り入れる

⑤ こうやって見よう(再目標再計画)を立てて実行してゆく

 

というように私流にシンプルにまとめてみました。

漫然とやるよりかは、よい方向にいくと思います、ご参考に。
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最後までご覧いただいてありがとうございます。

 


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