大切な人に、本をプレゼントするのに良い本とは?
クリスマスやお誕生日、何かの記念日など大事なイベントのときに、
もし本を贈るとしたらどんな本が良いのでしょうか?
本を贈ることって案外難しいですよね。でももしピッタリした本を贈り贈られたら、本当に心のこもったものになりますよね。
そんな本のプレゼント選び。どうしたらよいのでしょう。
本のプレゼント選びの難しさと喜びと
本をプレゼントするって読む人にとっても、贈る人にとっても、その人の趣味・趣向そして何を大切にするかとか、その人らしさが出るような気がしてとても難しいと思います。
読みもしないような本を贈っても贈られても、あまり嬉しくはないし、本当に”ツンドク”になってしまいます。
固いかんじもするし、メッセージ性もあるような気がして…
本のプレゼントはハードルが高いですよね。
実際に「本のプレゼント」の調査(文響社 本のプレゼントは喜ばれるものか、どのように思われるかについて20代〜40代の男女600名調査期間2015年11月20日〜23日、年代性別均等割付)によると、
「本をプレゼントしたいと思ったことがある」という人は54.0%で、
「本をプレゼントでもらったことがある」という人は51.0%。
本のプレゼントにネガティブな人たちの意見は、
・好みがわからないと相手を困らせるかもと思ってしまう
・ちょっと堅苦しい感じ、メッセージ性が強いので押しつけがましい印象がある
好みが分かれやすいものであることでしょう。
反対に、実際にプレゼントで本をもらったことがあるという人に、
「本をプレゼントされた相手と、もらう以前よりも仲が深まったと思いますか?」と聞いたところ
79.3%の人が「仲が深まった」と答えたとのこと。
そして、本をプレゼントでもらったら嬉しいですか?」と600名全員に聞いたところ、
81.5%の人が「嬉しい」と答えました。
本のプレゼントに対してポジティブな意見を持つ人たちの多くが
・好みの本や知らなかった世界を広げてくれる本を贈ってもらえたら、「抑えどころ」のようなものをもらうよりも、自分のことをちゃんと考えてくれていると思うので、うれしい
という主旨を回答しているのですね。
どんな本をもらうとうれしいか
また同調査によると…本を貰うと嬉しいと答えた人に、どんな本をもらうと嬉しいかについて複数回答形式で聞いたところ、
「幸せな気持ちになれる本」が44.6%と最も多く、
「前向きな気持ちになれる本」が36.6%と続きます。
『幸せでポジティブな気持ちになれるもの』ということですね。
そして、あまり押し付けがましくない本ということでしょうか。
そう考えたときに、こんな本はいかがでしょうか。
著者は…
リサ・スウェーリング&ラルフ・レザー という
カリフォルニア州在住の作家、イラストレーターの夫妻。
【日本語版】 HAPPINESS IS… 幸せを感じる500のこと
かわいらしいイラストと共に
”行列ができる前にならべたとき”
”早起き”
”休日の朝”
”窓側の席”
ふわふわのタオル”……
といったことばが並んでいます。
そう、読むと自分のイメージが広がっていくかんじなんですね。
自分の経験と重ねあわせながら、”感じ取っていく”と良いのかも知れません。
幸せな暖かい感じがします。
コレ一方で読む人にとってはよろしくない感覚を感じるときだってあるかもしれませんが、
わたしは、それも”ご愛嬌””そんなこともあるよね”と軽く笑えもします。
また
【日本語版】FRIENDSHIP IS…あなたに感謝する500のこと
という本もあります。
これも副題が「あなたに感謝する500のこと」
とあるので、
例えば 友だち、家族、恋人、相棒など…
”共に何かをした人”によいでしょう。
内容も
“君とならどこででもいけそう”
”お疲れ様の一杯”
”年をとっても一緒だよ”
”たまにはおごるよ”
”ひとりぼっちになったって、僕だけは味方だ”……
と心あったまることばとイラストです。
本のプレゼントはとても難しいですが、
気ごころの知れた人とならば、
さらに仲が深まり、お互いに幸せになることができることでしょう。
最後までご覧いただいてありがとうございます。